うがい薬と喉スプレー

うがい薬でうがい

うがいをする時、うがい薬を使った方がいいの?

うがいはいいけど、うがい薬は使わない方がいいわね。

なぜ、使わない方がいいの?

うがい薬には、ポピドンヨード、塩化セチルピリジニウムという殺菌消毒剤が主成分のものと、抗炎症作用を持つアズレンスルホン酸ナトリウム水和物が主成分のものがあるの。

まず、殺菌するって、いいことだと思う?

殺菌って、いい菌も悪い菌も関係なく殺しちゃうってこと?

そうよ、いい所に気づいたわね。

私たちの体は、常在菌と共生していて、常在菌がいるお陰で元気に生きていると言っても過言ではないのよ。

当然、口の中、鼻の粘膜、喉の粘膜にも常在菌がいるの。

常在菌がいるお陰で、外から入ってくる悪い細菌やウイルスなどが入り込もうとするのを阻止してくれているの。

体を防御しているのは、自分の免疫だけでなく常在菌も大きな役割を担っているのよね。

だったら、殺菌したら、ダメだよね?

そうよ。

殺菌消毒剤でうがいをすると、うがいをした部分の細菌やウイルスは排除されるけど、同時に常在菌も排除されるの。

常在菌はしばらく経つと、また元通りに増殖するけれど、あまりに頻繁にうがい薬でうがいをすると、必要な常在菌がいなくなってしまう可能性もあるのよ。

それって、まずいよね!

そうなの。

殺菌消毒剤は、いい菌と悪い菌を見分けたりしないからね。

じゃあ、殺菌消毒剤でない方のうがい薬はどうなの?

抗炎症作用があるものでうがいをするということは、身体から異物を排除する力を削ぐことになるの。

要するに、身体の防御反応の邪魔をするのよ。

だから、一時的に症状を抑えることで治ったかのように思うかもしれないけれど、本当は臭いものにふたをしただけなの。

だから、使わない方がいいわね。

うがい薬の副作用

うがい薬には、他にもよくないことってあるの?

うがい薬の中でもポピドンヨードを主成分としたイソジンはヨウ素を含んでいるので、甲状腺機能異常を起こしたり、ヨード過敏症を起こすことがあるの。

だから、甲状腺機能障害の人は使わない方がいいわ。

また、ヨード過敏症がある人では、ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、使わないようにする必要があるのよ。

だけど、ヨード過敏症だと知らずに使って、ショックやアナフィラキシーになる人もいるわ。

そもそも殺菌しない方がいいから、絶対、使わない方がいいよね・・・

そうね。

それに、イソジンだけでなくすべての殺菌消毒剤は、細菌やウイルスのみならず皮膚や粘膜に対しても傷害性があることが知られていて、うがいによる粘膜炎の報告も数多くなされているの。

粘膜の状態が悪くなってくると、自分の免疫もうまく働かなくなってしまうのよね。

うがい薬は必要?

ということは、うがい薬は要らないってことになるよね?

はい。

私はうがい薬でのうがいは絶対にしない方がいいと考えているわ。

したらしただけ、害があると思うから。

じゃあ、何でうがいするのがお勧め?

うがいをするのであれば、水やぬるま湯(塩を入れるのはOKです)、または、お茶などでするのがお勧めよ。

喉の痛みには生ハチミツを舐めるのもいいわね。

喉のうがいだけでなく、以前の記事で紹介した鼻うがいもお勧めね。

鼻うがいの記事は、こちらです。

喉スプレーについて

喉スプレーは使っても、大丈夫なの?

喉スプレーもうがい薬と同じように殺菌消毒剤のポピドンヨード、塩化セチルピリジニウムと、抗炎症作用があるアズレンスルホン酸ナトリウム水和物が主成分よ。

と言うことは・・・

殺菌消毒剤が常在菌にとって良くないのに、口の中や喉に残ってしまうスプレーはうがいよりももっとよくないわ。

スプレーしたら、そのまま口の中や喉に残ってしまうから。

そうだよね。

特に、ポビドンヨードのスプレーだったら、うがいよりもショックやアナフィラキシーになる可能性が高くなるから、要注意です。

忘れな草
忘れな草

わざわざ、自分の身体を痛めつけることになるようなうがい薬や喉スプレーは必要ありません。

身体を守っているつもりで、身体の防御を弱くすることになります。

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